■浄水器とは
浄水器は、活性炭、ポリエチレン、セラミックなどをろ過材とし、水道水のなかに残っている塩素や濁質などを減少させることを目的とした給水器具です。
近年、性能の優れた浄水器が開発、市販されています。
なかには販売方法を巡ってトラブルも発生しているようです。
熊本市の水道水質を考えると一般的には設置する必要はありません。ビルやマンション等、受水槽の管理に不安がある場合には自己防衛上浄水器は有効と思われます。
ただし、浄水器は水中の塩素をとってしまうため、取扱いに注意しなければかえって不衛生になることもありますので、取扱説明書や処理能力などを充分に理解した上でご使用ください。
高価な浄水器の売り込みのために水道水の安全性を疑わせる実験等(電気分解で水に沈殿物を作る実験…水道水が汚れているのではなく、鉄とアルミの電極から金属が溶けだし沈殿する。)を行い、浄水器の性能を強調する業者がいます。
売り込みにきた場合、購入を即決せずに消費者センターなどに相談してから判断するようにしてください。
注:浄水器を設置される方へ
・浄水器を通した水の水質に関する責任は上下水道局にありません。
・浄水器の管理責任は使用者にあります。
■お問合せ先
浄水器の設置について
・給排水設備課 給水装置班(電話:096-381-1152)
浄水器の水質について
・水道維持課 漏水防止班(電話:096-381-5600) |