禁煙するにはいくつかの方法があります。
■禁煙外来で禁煙する
禁煙外来を利用した場合、自力と比べて3〜4倍禁煙に成功しやすくなることがわかっています。
健康保険の適用基準を満たしている場合、安い費用(たばこ1箱の2〜3分の1の金額)で、医療機関での禁煙治療を受けることができます。
以下の要件をすべて満たした方のみ、12週間に5回の禁煙治療に健康保険が適応されます。
(1) 35歳以上の場合・・・1日喫煙本数 × 喫煙年数 が200以上
例)現在40歳の方が、20歳から1日20本たばこを吸っていた場合は、20年で20本ですから、喫煙指数は、20本×20年=400で200を超えていることになります。
※平成28年4月1日より禁煙治療の条件が緩和され、35歳未満については喫煙指数を問わないこととなりました。
(2) いますぐに禁煙したいと考えており、禁煙治療を受けることを文書により同意していること
(3) ニコチン依存症を診断するテスト(TDSスクリーニングテスト)でニコチン依存症と診断されていること
(厚生労働省健康局がん対策・健康増進課「禁煙支援マニュアル(第2版)」より抜粋、参照)
禁煙外来のある医療機関は、熊本市ホームページに掲載しています。
禁煙をお考えの方へ
https://www.city.kumamoto.jp/hpKiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=4945&class_set_id=2&class_id=63
■禁煙補助剤を使用して禁煙する
禁煙外来に行くのはちょっと気が引ける・・・と言う方は、禁煙補助剤を活用してみるのはいかがですか?
ニコチンガムやニコチンパッチは薬局で購入できます。
禁煙補助剤について詳しく知りたい方は、e-ヘルスネット(厚生労働省)をご覧ください。
e-ヘルスネット(厚生労働省)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/tobacco/t-06-006.html
■自力で禁煙する
自力での禁煙は、自分のペースで禁煙に取り組めます。継続させるためには、禁煙手帳を使って日記をつけたり、誰かと一緒に取り組むのがオススメです。
禁煙中にたばこを吸いたい気分になったら、次のことを実行してみましょう!
○ゆっくり深呼吸をする
○冷たい水を飲む
○歯を磨く
○ガムを噛む
○散歩や体操など軽い運動をする
○音楽を聴く、大声で歌う
○趣味に没頭する
○寝る
○喫煙者に近づかない
○喫煙欲求を高める酒、コーヒー、脂っこい料理を控える
■禁煙手帳を活用しませんか
熊本市では、禁煙にチャレンジする方へ向けた「禁煙手帳」を作成しました。
「禁煙手帳」は、禁煙の記録をつけることができ、また禁煙のポイントやコラムなど、禁煙に役立つ情報を多数掲載しています。
禁煙にチャレンジしたい方、また大切な人に禁煙してもらい方は、ぜひ「禁煙手帳」を手に入れ、禁煙にチャレンジしてみませんか?
「禁煙手帳」は、健康づくり推進課及び各区保健こども課で無料で配布しています。
詳しくは、健康づくり推進課(096-328-2145)へお問い合わせください。
熊本市ホームページからダウンロードすることもできます。
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