本市では、令和3年(2021年)10月から胃がんリスク検査を実施しています。
胃がんは、国際がん研究機関において80%はピロリ菌に起因するものと報告がされており、国立がんセンターの報告においてもピロリ菌陽性者は陰性者と比べ、り患リスクが10倍との報告がされています。
胃がんリスク検査(血清ピロリ抗体検査)によりピロリ菌除菌に結びつけることで、胃がんのり患リスクを低減させ、死亡者数の減少につなげることを目的としています。
なお、この検査は「胃がんそのものを見つける検査ではなく、ピロリ感染の有無を調べるための検査」です。
■対象者
熊本市に住民票があり、年度末年齢が40歳〜49歳になる方(職場等で胃がんリスク検査を受ける機会がない方)が対象です。
ただし、次の方は対象になりません。
@ピロリ菌の検査歴または除菌歴がある方(過去に一度でも検査を受けた方)
A胃切除の方(全摘出)
■自己負担金
700円
■自己負担金が免除となる方
・生活保護受給世帯の方
・市民税非課税世帯の方
■必要な証明書
・生活保護受給世帯の方
⇒生活保護適用証明書または、生活保護緊急時医療依頼証(最新年度発行分)
※生活保護適用証明書の発行場所:各区役所保護課
・市民税非課税世帯の方
⇒市県民税(所得・課税)証明書「世帯分」(最新年度分)
市県民税(所得・課税)証明書 主たる生計者の「個人分」(最新年度分)
※市県民税(所得・課税)証明書の発行は有料です。
※市県民税(所得・課税)証明書「世帯分」は、個人番号カードを利用した
証明書コンビニ交付サービスでは取得できません。
■検診に必要なもの
氏名、住所や年齢が確認できるもの(運転免許証など)、健康保険証、お薬手帳(お持ちの方のみ)
■検診内容
採血による血液検査です。血清ヘリコバクター・ピロリ抗体値で判定します。
■検診場所
胃がんリスク検査指定医療機関
事前に指定医療機関に予約が必要です。予約に際には、「市の胃がんリスク検査」とお伝えください。
指定医療機関は、熊本市ホームページに掲載しています。
■検診結果
約4週間後に結果を郵送します。
検査後のピロリ菌除菌や精密検査については、医師の指示に従ってください。
■お問い合わせ先
ひごまるコール 電話:096-334-1500
健康づくり推進課 電話:096-328-2145
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