熊本市では、職場等で検診を受ける機会がない、40歳以上の市民の方を対象に大腸がん検診を実施しています。
大腸がんは、働き盛り世代に大変増加しています。男女ともに大腸がんによる死亡が増えていますので、1年に1回の検診を継続的に受診されることをお勧めします。
大腸がん検診では、便潜血検査、いわゆる検便の検査を行います。便潜血検査は、大腸がんの死亡を減少させる十分な科学的根拠がある検査であり、大腸がん検診の一次検査として大変有効です。大腸に、がんやポリープがあると、便を出すときにこすられて、便に血液が付着します。便潜血検査では、便に付着した目には見えない微量な血液でも調べることができます。便潜血検査の結果で、潜血の陽性反応が出たら、大腸内視鏡検査などの精密検査を受けましょう。
■対象者
熊本市に住民票があり、年度末年齢が40歳以上になる方(職場等で受診の機会がない方)
■自己負担金
・集団検診(巡回検診会場)で受診する場合 300円
・個別検診(医療機関)で受診する場合 500円
・郵送検診を利用して受診する場合(10月〜3月) 300円
■自己負担金が免除となる方
次の方は、一定の証明書の提示で自己負担金が免除となります。
・年度末年齢が70歳以上の方
・生活保護受給世帯の方
・市民税非課税世帯の方
■必要な証明書
・70歳以上の方
⇒健康保険証等生年月日が確認できる証明書
・生活保護受給世帯の方
⇒生活保護適用証明書または、生活保護緊急時医療依頼証(最新年度発行分)
生活保護適用証明書の発行場所:各区役所保護課
・市民税非課税世帯の方
⇒市県民税(所得・課税)証明書「世帯分」(最新年度分)
または、市県民税(所得・課税)証明書 主たる生計者の「個人分」(最新年度分)
または、介護保険料決定通知書、介護保険料納付通知書(冊子形式)、介護保険料納入通知書、介護保険料額変更通知書(最新年度分)
<注意>
※市県民税証明書の発行は有料です。区役所(区民課・市民税課・各税務室)・総合出張所・中央区役所時間外
証明窓口で発行しています。
※市県民税証明書「世帯分」は個人番号カードを利用した証明書コンビニ交付サービスでは取得できません
ので、ご注意ください。
■検診に必要なもの
健康保険証または運転免許証など住所・氏名・生年月日の確認できるもの
■検診内容
便潜血検査・・・採便容器に、2日間の便を採取します。
採便後の容器を、冷蔵庫に保管し速やかに指定された場所に提出します。
※密閉容器のため不潔になることはありません。
■検診場所
・集団検診(巡回検診会場)
⇒肺がんの巡回検診会場で、大腸がん検診の受付を行っています。申し込み者には、採便容器を配布します。
その際、回収日程もお知らせします。
検診日程、場所は毎月の市政だよりでお知らせします。(お住まいの校区以外でも受診ができます)
・個別検診(大腸がん検診実施医療機関)
⇒年間を通して実施しています。実施医療機関については、下記の関連リンク先
【熊本市がん検診のご案内 〜定期的にがん検診を受けましょう〜】をご覧ください。
・郵送検診
⇒10月〜翌年3月まで実施します。
申込先は、市ホームページ、市政だより等でお知らせします。
■受診間隔
年度内に1回
■検診結果
概ね1ヶ月で本人に郵送で通知します。
■注意事項
市のがん検診は自覚症状のない人が対象です。気になる症状がある人は、検診ではなく早期に医療機関で診察
を受けてください。(この場合は保険診療となります。)
■お問合せ先
ひごまるコール 096-334-1500
健康づくり推進課 096-328-2145 |