パブリックコメント制度は、市の条例や行政計画等の政策立案過程において、素案の段階から公表し、市民の皆様から幅広い意見を募り、できる限り政策に反映させていく制度をいいます。熊本市では、平成14年(2002年)4月に「熊本市パブリックコメント実施要綱」を策定し、これに従って本制度の運用を開始いたしました。また、平成23年(2011年)4月に「熊本市市民参画と協働の推進条例」を制定し、市民参画の一つの手法として位置づけパブリックコメントを実施しています。
■導入の目的
総合計画に掲げる「開かれた市政の推進」の実現
・透明性の高い市政を推進し、市民への積極的な情報提供、説明責任を果たす。
・市民の声を市政に反映させることで、市政への市民の積極的な参画を促進する。
■制度の対象
以下の3項目のうち、広く市民から意見を求める必要がある事項について市民参画を実施しようとするときは、パブリックコメントを含めて実施します。
・市の総合計画その他市の基本的な施策を定める方針又は計画の策定又は変更
・市民の権利義務、生活、事業活動等に重大な影響を及ぼすような条例、規則等又は行政指導指針等の制定又は改廃
・前2項目に掲げるもののほか、一定の範囲で市民の生活、事業活動等に重大な影響を及ぼすような施策に関する事項の制定又は変更
■事務の手続
(1)素案の作成
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(2)素案の公表・意見募集
素案の全部(または要約した素案の概要版)および付属資料を、市ホームページ及び実施機関(担当課)窓口等
で公表します。パブリックコメント実施期間中は、区役所、まちづくりセンター、地域コミュニティセンターに
実施案件の一覧表を掲示するとともに、意見提出用紙及び意見提出用封筒を設置します。
そして、1ヵ月程度の期間を設け、手紙、FAX、Eメール等で意見を募集します。
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(3)意見の聴取・検討
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(4)案の決定・結果公表
提出された意見をできるだけ反映させ、市としての案を決定します。また、その際、提出された
意見、意見に対する市の考えを市ホームページ等で公表します。
※パブリックコメントについてくわしくご覧になりたい方は、以下の関連するホームページの
「熊本市ホームページ パブリックトコメント・ご意見募集」を参照ください。 |