朝、最初に出した水や開栓直後の水がカルキ臭いという話をよく聞きます。水道法では、水道水を病原菌汚染から守り、安全に供給するために、蛇口の水の残留塩素濃度が0.1mg/リットル以上と定められています。
本市では、水道水を全量清浄な地下水でまかなっていることから、塩素剤の消費量が少ないために、法律で定められた濃度を保つための最低限の量しか加えていません。また、現在、市内全域に設定した多数の給水栓水(蛇口の水)で毎日、残留塩素濃度や臭気等の異常がないかを検査しています。
塩素臭の感じ方は人により異なり、また、体調、気温などによっても違ってきます。
臭いが気になるときは、冷蔵庫などで冷やすことで臭いを軽減できます。また、蓋のない容器で沸かすか一晩汲み置きすることにより塩素臭をなくすこともできます。
急ぐ場合、レモンの絞り汁を一滴落とすことや、お茶の葉を一枚入れることでも塩素臭を消すことができます。 |